2010年02月20日

その26「椅子」

カフェの窓辺
*2010.2.8 四谷四丁目のカフェの窓辺 Photo by Jiken

四谷四丁目 cafe deca

大先輩の二健さんがわたくしの仲間の塩野目オーナーが
経営するcafe deca の内側を撮られたものです。
塩野目ちゃんはわたしよりかなり若いのですが
筋金入りのキャリアです。
飲食系で下積みをされていた方は強靭な労務意識が
あります。この精神的厚み、二健さんにもございます。

わたしのようないわゆる脱サラ系店主は別のところで付加価値を
提供する形となります。
談話サロン的様相であることの必然的理由の一つですね。

写真のようなお茶目なテイストもなかなかわたしにないテイストでして
心地よく影響を受けています。

四谷〜新宿界隈のカフェ文化ラインが形成されるような気がして嬉しくなります。
posted by samuraisakaiki at 05:10| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  「カフェ・ドゥサ体験記」               二健

cafe decaさんは、ちようど私の通勤路にあり、
信号で立ち止まる場所です。
近年、新しいカフェが出来たなと注目していた一店でした。
ある日、思い切ってコーヒーを飲みに入ってみました。
思った通りのフランス風のしゃれたお店でした。
サービスバーにはお酒のボトルと、垂れ下がった足付きグラス群、
フローリングの茶色の床にセンターラグ、各種椅子とテーブル、
打ちっぱなしの白っぽい天井には空気撹拌プロペラと灯、
採光豊かな窓辺席は、四谷四丁目の五差路交差点が一望できます。
そうそう、初回はこの窓辺の奥の椅子に腰掛けました。
そして柄にもなく読書としゃれこみました。

それから数カ月後、茶会記さんのカウンターで、
何とそのdecaさんのマスターとご対面しちゃったじゃありませんか。
シェフの塩野目マスターは、如何にも物作りの職人らしい
朴訥とした誠意の人とお見受けしました。
福地さん曰く、「decaさんのオムレツは美味しいですよ」と。

その言葉が頭から離れず、数週間後、
ついにランチタイムに単身突入してオムレツランチを注文しました。
まず先に出てきた冷タンが素晴らしい装飾物で、
真水の入ったボトルも添えられていました。
オムレツは、噂通り肌のきめ細かく中とろとろで、
それはそれはもう本格的一品でした。
あのようなデリケートな焼き加減は、
誰にでもできるものではありません。
添えられているキャベツと人参の細切り酢の物も美味でした。
給仕のお姉さんが来た時に、
そのボトルから、お冷を注ぎ足してくれたのには恐縮しました。
只の水がおいしく感じられました。
やはり、自分のために何かをしてくれる人は天使様に見えます。
この日でした、表題の窓辺の写真を写したのは。
何と、ちっちゃな椅子の二つは、
シャンパンのコルク抑えの金具じゃありませんか。
これには驚きました。というのも自店でもこの金具を
捨てないで取ってあったからです。何にする当てもなくです。
なるほどこの様に作り変えると、
別物に生まれ変わるんだなと教えられました。
何ともけなげな椅子二脚じゃありませんか。

この時はそこそこのお客さんが入ってました。
こじんまりとした人気店なのです。
近隣のOLさんらが来ているようです。
食後の読書をして、
さっ、家に帰ってTVでも見ようと、レジに立つと、
塩野目マスターが調理の手を休めて、
挨拶に来てくれたではありませんか。
思った通りの実直な青年でした。

翌日の夕刻さっそく当店に塩野目マスターが
お礼参りに来られたじゃありませんか。
またたび焼酎を呷られました。
まずはボックスで一杯、(この時点では誰なのか失念)
そして猫の額のカウンターへ移動して、
今度は益々元気の米ベースまたたび焼酎を一杯。
しばしの歓談のテーマは、
只今読書中の最新の自分ネタでお茶を濁し、
我田引水、本末転倒の天狗説法。
誠実な塩野目マスターは試練に耐えて下さいました。
聞く処によると氏は武家の出で、
私ゃ自店名に偽りありの百姓の出でありまして、
これぞ逆説の妙、自分が掘った落とし穴に自分が落ちてしまいました。
自己呪縛、どんでん返しの術にはまりました。

もう一度ランチに行ったのですが、その話はいずれまた。
Posted by 二健 at 2010年02月22日 05:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]