2010年05月26日

その31「更改」

DSCF3122.JPG
20100524 「Hank Jones の雄姿と 旧空調除去後の更改の図」  from fukuchi

「Hank Jones and Samurai」 by Fukuchi

 ジャズ喫茶網にかからないjazzbar samuraiであるが
 ジャズ喫茶以上にジャズ喫茶でもある。
 Hank Jones追悼のジャケが並ぶ。
 Hankの清涼感溢れるビバップハートは空調を全面更改
 したsamuraiへの賛歌のように聴こえる。


Hank Jones in nyc 1978
"Hank Jones on Stage" at VillageGate in NYC 1978. *Photo by Jiken
(July 31, 1918 May 16, 2010)

〔哀悼 ハンク・ジョーンズ〕      二健

ついにジャズピアノの大御所ハンク・ジョーンズが亡くなった。
2010.5.16、ニューヨーク・ブロンクスのホスピスにて。享年91歳。
東京、新潟、山口での公演のため2010年2月に来日したばかりとか。
帰国後の3月下旬に入院し手術の甲斐なく帰らぬ人となったとの事。
写真は、当時28歳だった私がニューヨーク滞在中の1978年に、
グリニッジビレッジのジャズクラブで撮った一枚。

私が渡米前の1977年の春、
今の場所に移転前の旧ジャズ喫茶サムライで働いている時に購入した
新譜のLP「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」は、
一曲目の「ムーズザムーチ」からして衝撃的だった。
何が衝撃的かと言うと、トニー・ウィリアムスのドラムス(特にバスドラ)のサウンドが、
怒涛の如く響くのである。なぜならば、凝った録音技術とハイファイ・オーディオでの
再生による処の成果であることは違いないが、そう仕組んだ日本のレーベル
「イースト・ウインド」の企画制作の賜物だ。
ハンク・ジョーンズにターゲットを絞った「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ」は、
殊に日本側のプロデュースものとして成果を上げた。
ジャズピアノの巨匠とバリバリのドラマーとペーシストを組ませて、
日本の高度な録音技術を持って、何枚ものアルバムを制作した。
中でもこれは印象深かった。他の名義のレコードを聴いてもインパクトとしては弱く感じる。
あくまでも演奏内容ではなく、衝撃的という意味においてだが。

ハンク・ジョーンズは、チャーリー・パーカーの「ナウズ・ザ・タイム」、
ミルト・ジャクソンの「オパス・デ・ジャズ」、キャノンボールの「サムシンエルス」等、
大名盤に於いて名人芸を発揮している。
私の好みの一枚は、リーダーの「ジス・イズ・ラグタイム・ナウ!」(1964.4)だ。
コールマン・ホーキンスの「ハイ・アンド・マイティ・ホーク」(1958.2)もいい。

追記:サムライでは31年間使った床置き型エアコンに5.20おさらばして、
天井ぶら下げ型エアコンに買い換えました。これで快適空間になりました。

posted by samuraisakaiki at 02:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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