2010年08月15日

その38「単車」

茶会記の玄関ドア
*2010.8.13 茶会記の玄関ドアの小窓 Photo by Jiken

その日の午後、新宿三丁目から出発し、
新宿御苑の甲州街道側の遊歩道を自転車を押して歩いてみた。
以前工事をやっていたので、どのように変わったのか気になっていた。
なるほど天然ぽい小川ができでいた。
地面から水が浸み出していることを発見し、
人工の小川をしつらえたのだ。なかなか風情があってよろしい。
こういう自然に即した公共工事ならおおいに結構だ。
水とともに生活をする生き物が喜ぶだろう。
色々な顔の犬が人間を連れて行き過ぎる。
犬もうれしい散歩道だ。初秋の涼しさを感じる。
片や外側の歩道には紅白の百日紅が咲いている。
この花を見ると酷暑と残暑を連想する。
大木戸門を通り越して御苑の駐車場の横道で、
揚羽蝶の蜜吸いを観察し暫しマクロ撮影に没頭した。

次は内藤町の路地めぐり。
奥の奥に古い神社があった。
多武峰神社(とうのみねじんじゃ)(内藤神社)というそうだ。
徳川家康の時代、
人間の物欲のために過労で死んだ白馬を悼んで作られた駿馬塚と祠がある。
本殿の横では太鼓職人が一人修理の仕事をしていた。
初老の男がお参りに来た。人影はそれだけだった。

次は、外苑西通りを横切り大京町へ。やはり裏通りの路地は面白い。
ここでは下車はせず、一気に茶会記へ向かった。
玄関先に大きなバイクが止まっている。
どんな人が来ているのだろうとわくわくしながらドアを開けた。
先客はおられなかった。
玄関に近いカウンターの隅に座っていつものものを注文した。
バイクの主は分かった。その逸話を聞いてみると、
なかなか一筋ではいかない事情がおありのようだった。
posted by samuraisakaiki at 07:13| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
二健さんは自在ですので俳ら的な
猥雑美もさることながら
コンテンポラリーな
写真も撮られるのだと思います。

画像はわたくしのバイク
Motoguzzi lemans tenniでございます。
ファンサイトは
http://tenni.modalbeats.com
です。

バイクを目立つところに置いているのは
先日バイクに乗ろうとして
ふと免許を見ると1年以上失効していることが
発覚。多大な精神的苦痛を受けております。
そんな本能がバイクを晒す行為に及んだなのだろうと
考えます。

二健さんはハーレーが似合うかもです。


福地
Posted by 喫茶茶会記 at 2010年08月16日 01:44
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