2011年10月28日

その65「訃報」

「故・騒恵美子さんの気迫から学ぶもの」(福地筆)


数少ないインプロバイザーへのメセナ・相田誠さんのツィートから
騒恵美子さんの訃報を知る。
「騒(がや)」。タイムスリップして訪問したい初台にあったライブハウスである。
オーナーであった騒恵美子さんから
今年の2月の暇な夕方にお電話があり熱いトークで約20分にわたり
現在定期的に茶会記で演奏をされているピアノの板倉克行さんの思い出話を語られた。
現在、板倉さんは主にギターの加藤崇之さんと茶会記で演奏されているが
加藤さんの方が圧倒的に有名である。それでも加藤さんは板倉さんとの演奏を満喫されている。
騒恵美子さんも近年(晩年になるのか。)板倉さんのことを方々(ほうぼう)に伝えられていたような気がする。
さらにいえば先の相田さんご夫妻もいつぞやの今夜、泊まる場所のない板倉さんをご自宅に泊られたようである。
このような様相にある種の本質性を見出すのである。
が、あと20年たつことを考えると恐怖に怯える。本質的乃至大切なことを
知る諸先輩がこの世から去り、すべてのマイノリティに宿る本質性のようななにかがが
忘れられてしまうのではないかと。
・・・
私的安寧を得るために私は考える。
私と同世代では茶会記の古くからの常連吉岡氏、tokyo jazz siteのJamesさん、昨今茶会記に来てくれている生西さん〜白尾君ラインで当座の堤防を意識する。加藤さんをトリガーにして益子さん他タダマス、tactile sounds周辺の先輩各位にも支持をとりつけたい。(派閥癖がつい・・・。)


photo by Jiken "Samurai" Miyazaki



posted by samuraisakaiki at 12:34| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
騒恵美子さんの訃報、
私も聞きました。
2011年11月に騒さんの本が出ることに
なっていた矢先の訃報でした。
その本の編集に孤軍奮闘して携わっていた
長門竜也さんからのお報せでした。
生前、この二年間、私も縁あって
電話で、メールで、何度か対話しました。
率直にはっきりものを申すお方なので、
私との会話は、ピンポンゲームのように打てば響き、弾みました。
阿部薫は、もちろんですが、
板倉さんのことは、ジャズピアニストとして絶賛されていました。
氏は在りし日の「騒」で活躍されていたそうですね。
そして、茶会記さんと当店などで活躍されていることを、
ネットで知ってたいへん喜んでおられました。
最近病状が悪化していたことは、
ご本人からも知らされていましたが、
まさかこんなに早く逝かれるとは思ってもみませんでした。
唯々、お悔やみを申し上げます、
としか言いようがありません。
ジャズの店の店主として、
日本のジャズシーンの一翼を担った功績には敬服します。
そういったことは、もうすぐ刊行される
著書を読めば、一目瞭然でしょう。
騒さん、どうぞ天国で「騒」を復活させて
阿部薫を舞台に上げて下さい。
ジャズマンも観客も、娑婆からどんどん
押しかけるはずですから繁盛間違いなしです。合掌

Posted by 二健 at 2011年11月01日 11:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]