2012年07月12日

その73「訃報」

茶会記日記を影響力のある新宿往復書簡にも転載します。
阿佐ヶ谷スターダストはかつてサムライと同じ新宿にありました。

「阿佐ヶ谷スターダストの閉店とママの訃報」(福地筆)
20120712

先日迄、闘病しながらカウンターに立っておられた
益田さんがお亡くなりになられた。
常連諸氏にはあまりブログ等にスターダストのことを書くな
と仰っていたらしいのでお亡くなりになった後もその指令が効いているようだ。
スターダスト常連で茶会記の常連でもある長太郎さんから
「もう亡くなったんだからいいんじゃないの」というお言葉をいただいた
のでここに記したい。
今年の正月、益田さんから年賀状をいただき茶会記にも顔を出したいと
メッセージがあり、ただならぬ予感を感じていた。
亡くなる2週間前にスターダストに参ったがわたしの様相がちゃらいため
私でないと思われたか、説教をされた 笑
「一杯だけ飲みに来ました」と申したら
「一枚だけ聴きに来ました」というものよ。
と。悔しいくらい完璧な返答。 
ずっと話をしていたら途端に「あんた福地さん?」
あのときの心象を笑みで思い浮かべている。

まさかその2週間後亡くなられるとは思わなかった。
スターダストに飾られていたパネル等は近所のジャズバー20ground
で所蔵されている。オーナーの松下さんはソウルマスターなのにあえて
ジャズに挑戦され、これまた益田さんに説教されていたそうである。

音の良いスターダスト(但しジャスミン盤)
を準備していたが夢が叶うことはない。
九州ジャズの要諦の一つが閉じた。
頑固一徹の店が消えていく。

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2012年06月16日

その72「時計」


時計草
*2012.6.13 時計草 Photo by Jiken

毎年、紫陽花が咲く頃、茶会記を訪れる時、ほのかな楽しみがある。
裏道の車道から路地を入った突き当りに慎ましく茶会記があるのだが、
その途中の中ほどの民家の庭先の垣根に、お目当ての花が咲く。
あまり大きくなく、数も少なく、控えめに咲いている。花期は長いようだ。
その一輪に近づいてみると、その名の通り精密機械の時計のようだ。
正面から見ると、萼と花弁と雌雄の蕊の造形が見事と言うほかない。
横から見ても、その重なりの形に感心する。
五本の雄蕊は藁人形のようでもあり呪術の香りもする。
萼と花弁は五枚づつ十枚あり、モーゼの十戒に思いが馳せる。
なんと、英語ではpassion flower(受難の花)なのだそうだ。
つくづく、自然に勝る芸術はないと思う。
ラベル:茶会記 時計
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2012年05月21日

その71「外気」

IMG_0316[1].JPG

新宿サムライの土曜3時からの喫茶タイム。
心地よいサウンドが比較的大きな音量で店内全体を
覆い包む。
この快楽を知る人は少ない。
外気取り入れ口がかつてのジャズ喫茶隆盛の時代を
喚起させる。あの熱い空気を

 

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2012年05月02日

その70「熱気」



SKmin002.JPGphoto by Jiken

4/22 のミンガス特集での二健さんの画像です
ということはこの特集に二健さんがお越しいただいたことになります。
ありがとうございます二健さん。
笹田さんの愛情溢れるミンガス特集
音響もピッタリマッチしておりました♬
気分は'70sジャズ喫茶。
わたしもニンマリ。





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2012年04月04日

その69「分解」

20年間使い続けたレコードプレーヤーがついに、その役目を終えた。
先ず何年か前にターンテーブルを回すスタートボタンが壊れた。
それは奥まったスイッチの頭を押すためのアクション機構が
割れただけなので、代替のコルクを削った物を差し込んで使っていた。
そして最近は、アームのアップダウンスイッチのボタンが壊れた。
それから、たまにターンテーブルが止まるという不具合が生じていた。
騙し騙し使っていたが、こうあちこちいかれてくると、
ついに買い替えなくてはいけないと思っていた。
そんなことを常連さんでオーディオマニアのK(クメダ)さんに言ったら、
「私が使っていないプレーヤー持ってますから奉納しましょう」という吉報を賜った。
幸いにも同じメーカー、ケンウッドの同系機。
プレーヤーの置き場にもぴったり収まった。
おシャカになったプレーヤーは貰い手もなく、捨てるのにもお金がかかるので、
しばらくは店の隅に放置しておいた。
そして先日、分解してみようと思い立った。
アームを外せばアームとしての価値があるかもしれないと思った。
分解してみれば、アクション機構が複雑にボディーにのしかかっていて、
しかも細い線が通っていて、とてもとても使い回せるような代物ではなかった。
メカだけのプレーヤーだと思いきや、立派なICの基盤があった。
核心のモーターもばらしてみた。
独楽状の強力な永久磁石と基盤とコイルからなっていた。
フレミングの左手の法則か?発電の原理か?と妄想を巡らした。
部品を全てばらばらにしてみたが、結局使い回しができるのはネジだけだった。
ターンテーブルは、調理器具にならないか思案中である。

kwply1992.JPG
*2012.4.1 レコード・プレーヤー分解 Photo by Jiken
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2012年02月22日

その68「準備」


その68「準備」

茶会記イベントと超関連。
サムライさんでなんとリハ。柿谷さん板倉さんと宮崎さんの魔力です。


○2012/2/26(sun)

2月26日即興ライブペイント

「Create a new energy」

1部15:00〜16:15
2部17:00〜18:00
料金
1stage1800円 allstage2800円
どちらも1ドリンク付き
休憩時に完全入れ替えします

30席限定完全入替の為
ご予約確認下さい。

1部クラシック曲による即興ペイント
2部絵からの即興演奏と即興ペイント

絵 柿谷由佳(筆、パステル)
音 栗明美生(ヴァイオリン)
スペシャルゲスト板倉克行(ピアニスト、即興作曲演奏家)

朝昼夕と、日常風景での愛を
クラシックヴァイオリンの音色から絵色へ即興ペイントします。美しいメロディから想像される日常風景には様々な愛があちこちに溢れてることを想い出して下さい。

愛の挨拶
ジムのペディ
ジュテヴ
月光
あと、数曲

日が落ち光が閉じ
夜は匂いを感じて下さい
表に在るのが日常風景なら
裏に在るのが内在風景です
闇と心と体と魂は
そこに在りながら
そこには無いんです
不確かな感情と刹那を
感性と名ずけて体感下さい
即興とは感性の開放だと
実感して下さい。





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photo 柿谷由佳
posted by samuraisakaiki at 02:32| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする